概要
見積もり要求を行うには、見積もりテンプレートに記入し、文書を TI 宛に E メールで送信することができます。
見積もり要求の送信
見積もり要求の送信要件:
- ご注文送信 E メールは、会社の有効な E メール・アドレスから送信していただく必要があります。このアドレスは、TI.com で顧客がオンボーディング (研修と登録) フォームを記入したときに指定したのと同じものです。
- 添付の資料は、以下に示す標準的な見積もり要求フォーマットに従う必要があります
- 送信用 E メールは、次に示す TI の有効な自動化 E メール・アドレス宛に送信する必要があります。
- テスト / ユーザー承認テスト (UAT): cust_documents_test@ti.com
- 正式運用:cust_documents@ti.com
サポートされている文書形式
形式 |
テンプレート |
---|---|
Excel (.xlsx) |
ダウンロード |
Excel (.xls) |
ダウンロード |
カンマ区切りの値 (.csv) |
ダウンロード |
文書のフィールド
フィールド |
型 |
上限 |
必須 |
例 |
説明 |
|||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Customer Quote Identifier (顧客の見積もり要求識別子 (ID)) |
文字と数字 |
35 文字 |
Q001 |
この見積もり要求を一意に識別する見積もり要求識別子 (ID)。 送信側が顧客の見積もり要求識別子を指定しない場合、ID が自動的に生成されます |
||||||||||||||||
Supplier End Customer Identifier (サプライヤの最終顧客識別子 (ID)) |
文字と数字 |
10 文字 |
✓* |
1234567 |
適切な最終顧客に対応する TI の最終顧客番号であり、TI はオンボーディング (研修と登録) プロセスの際にこの番号を提示しました。貴社がコードを指定していない場合、この値を空白のままにし、customer end customer name (顧客側の最終顧客名) フィールドに値を入力します * customer end customer name (顧客側の最終顧客名) が空白の場合、委託製造業者 (contract manufacturer:CM) にとって本フィールドは必須です。 |
|||||||||||||||
Customer End Customer Name (顧客側の最終顧客名) | 文字と数字 | 52 文字 | ✓* | End Customer Name (最終顧客名) |
最終顧客のわかりやすい名前。顧客名全体を使用すると、TI が最終顧客をより迅速に識別し、見積もりプロセスを高速化することができます * supplier end customer identifier (サプライヤの最終顧客識別子 (ID)) が空白の場合、委託製造業者 (contract manufacturer:CM) にとって本フィールドは必須です。 |
|||||||||||||||
Quote Reason (見積もり要求の理由) |
文字と数字 |
15 文字 |
|
Price Lookup (価格参照) |
この見積もり要求の理由。使用可能なオプションは以下のとおりです。入力内容は以下の値のいずれかに完全に一致している必要があります。
|
|||||||||||||||
Supplier Product Identifier (サプライヤの製品識別子 (ID)) |
文字と数字 |
40 文字 |
✓ |
OPA333 |
価格見積もり要求の対象になった TI 製品の識別子 (ID) |
|||||||||||||||
Customer Product Identifier (顧客側の製品識別子 (ID)) |
文字と数字 |
40 文字 |
PART123 |
顧客側の部品名 |
||||||||||||||||
Customer Requested Quantity (顧客の要求数量) |
整数 |
13 文字 |
✓ |
1000 |
価格見積もり要求の対象である部品の数量 |
|||||||||||||||
Customer Target Unit Price (顧客の目標単価) |
小数部付きの数値 |
19 文字 |
0.25 |
この製品に希望または期待する価格 |
||||||||||||||||
Competing Supplier Name (競合するサプライヤ名) |
文字と数字 |
40 文字 |
競合他社の名称 |
競合するサプライヤ名 (該当する場合) * 競合他社の部品、価格、通貨のいずれかを指定した場合、競合他社名は必須です |
||||||||||||||||
Competing Supplier Material (競合サプライヤの部品) |
文字と数字 |
40 文字 |
PART456 |
見積もりを要求した TI の部品と同等である、競合他社の型番 (該当する場合) * 競合するサプライヤの部品を指定した場合、競合するサプライヤ名は必須です |
||||||||||||||||
Competing Supplier Unit Price (競合するサプライヤの単価) |
小数部付きの数値 |
19 文字 |
0.31 |
競合他社の単価 (該当する場合) * 競合するサプライヤの単価を指定した場合、競合するサプライヤ名は必須です |
||||||||||||||||
Competing Supplier Currency (競合サプライヤの通貨) |
文字と数字 |
5 文字 |
USD (米ドル) |
競合するサプライヤの通貨 (該当する場合) * 競合するサプライヤの通貨を指定した場合、競合するサプライヤ名は必須です |
Quote acknowledgment (見積もり要求の受信確認)
Response email (応答の E メール)
通常、見積もり要求の送信後 30 分以内に、TI は応答 E メールを生成して見積もり要求の送信者宛に送り返します。
Response attachment (応答の添付ファイル)
貴社の要求に対して TI が割り当てた見積もり要求識別子 (ID) は、応答 E メールに添付の Excel (xlsx) 文書に記載されます。この文書には、参照を目的としたすべての入力フィールドに加えて、以下のフィールドが記載されます。
受信確認の応答への添付ファイルをテンプレート化したものを、こちらでダウンロードできます。
フィールド |
型 |
例 |
説明 |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Supplier Quote Status (サプライヤの見積もり要求ステータス) |
文字と数字 |
PENDING (保留) |
この見積もり要求全体のステータスを示します。REJECT (拒否) または PENDING (保留) のどちらかです
|
||||||
Supplier Messages (サプライヤ・メッセージ) |
文字と数字 |
見積もり要求の送信に成功した場合、見積もり要求に関連するすべての問題、または TI の 1 つまたは複数の見積もり ID を一覧表示します |
エラー数
見積もり要求の送信を妨げる何らかのエラーが存在する場合、それらのエラーは supplier messages (サプライヤ・メッセージ) フィールドに表示されます。 どのエラーの先頭にも、角かっこ [] で囲んだエラー・コードがあります。このコードを使用すると、エラーを一意に識別できます。その後に、説明のメッセージが続きます。特定のエラー・メッセージに対応するエラー処理手順は、TI E2E フォーラム (英語) で見つかります。文書を修正し、E メールで TI に再送信してください。
Quote response (見積もり要求への応答)
Response email (応答の E メール)
見積もり要求の送信者は通常、24 時間以内に詳細な応答 E メールを受信します。応答 E メールの件名は、送信に使用したものと同じです。
Response attachment (応答の添付ファイル)
応答 E メールに添付されている Excel 文書には、参照を目的としたすべての入力フィールドに加えて、以下のフィールドが記載されます。
応答への添付ファイルをテンプレート化したものを、こちらでダウンロードできます。
フィールド |
型 |
例 |
説明 |
---|---|---|---|
Supplier Quote Status (サプライヤの見積もり要求ステータス) |
文字と数字 |
|
|
Supplier Quote Valid From Date (サプライヤの見積もり有効期間の開始日) |
日付 |
2022-01-01 (年、月、日の順) |
この見積もりの有効期間の開始日 |
Supplier Quote Valid To Date (サプライヤの見積もり有効期間の終了日) |
日付 |
2022-01-01 (年、月、日の順) |
この見積もりの有効期間の終了日。この日付が過ぎた後は、新しい見積もりを生成する必要があります |
Supplier Quote Line Item Number (サプライヤの見積もりの行項目番号) |
文字と数字 |
|
TI 社内の見積もりの行項目番号 |
Supplier Quote Item Status (サプライヤの見積もり項目のステータス) |
文字と数字 |
|
この見積もり項目のステータス |
Supplier Unit Price (サプライヤ単価) |
小数部付きの数値 |
1.23 |
この行項目に対応する見積もり単価 |
Supplier Unit Price Currency (サプライヤ単価の通貨) |
文字と数字 |
USD (米ドル) |
単価の見積もりに使用した通貨 |
Supplier Quote Item Comments (サプライヤの見積もり項目に関するコメント) |
文字と数字 |
|
この行項目に関する TI からの追加コメント (該当する場合) |
Supplier Product Lead Time (サプライヤの製品リードタイム) |
整数 |
50 |
注文の確定から製品出荷までに必要な最小日数の推定値 |
Supplier Product Minimum Quantity (サプライヤの製品最小数量) |
整数 |
100 |
注文可能な最小数量 (MOQ) |
Supplier Product Next Quantity Increment (サプライヤが製品に設定している次の数量増分) |
整数 |
1000 |
この製品の標準梱包数量 (SPQ) を基準とし、要求された数量に対し、実際に注文可能な次の数量増分 (仮に SPQ が 5 個でなおかつ小分けが不可能な場合、6 個の注文を要求しようとしても実際に注文可能なのは 5 x 2 = 10 個) |
Supplier Product Package Type (サプライヤの製品パッケージの種類) |
文字と数字 |
|
要求された製品に使用する梱包の種類 |
Supplier Product Restriction Of Hazardous Substances Compliant (サプライヤの危険物質制限:RoHS 準拠) |
文字と数字 |
|
|
Supplier Product Cancellation Window Weeks (サプライヤの製品キャンセル期間の週単位表記) |
整数 |
4 |
注文の確定から、キャンセル要求の処理を受け付ける期間を週数で表した長さ |
Supplier Product Reschedule Window Weeks (サプライヤの製品日程変更期間の週単位表記) |
整数 |
|
注文の確定から、顧客による日程変更要求の処理を受け付ける期間を週数で表した長さ |
Supplier NonCancellable NonReturnable Product (サプライヤのキャンセル不可かつ返品不可の製品) |
ブール値 |
False |
「true」 (真) の場合、この製品の注文をキャンセルすることはできません |
Supplier Product Type (サプライヤの製品の種類) |
文字と数字 |
|
製品の種類 |
Supplier Product Moisture Level (サプライヤの製品湿度レベル) |
文字と数字 |
この製品の湿度レベル要件 |
|
Supplier Product Export Control Classification Number (サプライヤの製品輸出管理分類番号) |
文字と数字 |
|
|
Supplier Payment Terms (サプライヤ の支払い条件) |
文字と数字 |
|